2018.Jan. 9
年末年始はライドに明け暮れた方もたくさんいらっしゃることと思います。
寒さが深まる今日この頃ですが、新しい一年が始まりフレッシュな気分で走りだせる時期でもあります。
そこでちょっと思い出してください!
最後にチェーンに注油をしたのはいつですか?
ずいぶん前だった気がする、あるいはやったことがない。
そんな方はしっかり注油して、気持ちの良い新年を迎えませんか。
さて、注油の前に必要不可欠なのがチェーンの洗浄。
可動部に詰まった古いオイルや汚れはしっかり落としてあげましょう。
そうでないと新しいオイルが弾かれて浸透していきません。
お店ではチェーンを外して洗いますが、外さずに洗浄ができるクリーニングマシンもございます。
洗浄剤(ディグリーザー)を注いでチェーンに挟み込み、ペダルを回すだけ。
内部のブラシが入り組んだ部分まで擦ってくれるのでとてもキレイになります。
ご家庭で洗浄をする時はこういったマシンで洗うのも一つの手です。
MUC OFF チェーンクリーニングマシン ¥4,980(税抜)
ディグリーザーも各種ご用意あります。
ブラシがついているもの、スプレーがついているもの、シトラスの香りがするもの。
どれも共通して乳化作用があるので、水で洗い流せます。
お好きなものをお選びください。
WAKO’S チェーンクリーナー ¥1,600(税抜)
MUC OFF DRIVE TRAIN CLEANER ¥2,680(税抜)
FINISH LINE ECOTECHディグリーザー ¥2,200(税抜)
きっちり水で洗い流して、しっかり乾かしたらいよいよ注油です。
オイルにはスプレータイプのものと、一滴ずつ垂らしていくものがあります。
スプレータイプの場合は飛び散らないように布を当てるのが重要です。
車輪のブレーキ面やディスクブレーキのローターには絶対にオイルを飛ばしてはいけません。
一周吹いたらクランクを回して馴染ませて、しばらく放置します。
放置する時間は商品ごとに異なるので、説明書を参考にしてください。
一滴ずつ垂らすタイプも飛散に注意しつつ、可動部に一コマずつ差していきます。
どのコマから差し始めたのか忘れないようにしましょう。
こちらも差した後クランクを回して馴染ませた後、しばらく寝かせます。
馴染み出しが終わった!これで終わり・・・ではなくて、最後に一つ。
チェーンから余計な油をふき取ってあげましょう。
連結部分をスムーズに潤滑させるための注油なので、外側には最低限の量だけあれば大丈夫。
付着しすぎたオイルは砂や埃を呼び、汚れの堆積を早めます。
ウェスを握ってしっかりふき取ってください。
さて、最後にオイルのご紹介です。
粘度が低く、効果が短い代わりに汚れにくいのがドライ系。
粘度が高めでしっかりした洗浄が必要ですが、持ちが良いのがウェット系。
いろいろ試して好みの一本を見つけてください!
MUC OFF DRYルブ・WETルブ ¥1,380(税抜)
最強プロチームのチームスカイをサポートしていることで有名なマックオフ。
全てのケミカルに共通しているのが独特の良い香りがついていること。
こちらのルブにはPTFEが配合されており、チェーン表面をコーティングして腐食を防ぐ効果があります。
潤滑性能もよく、当店でも人気の高いオイルの一つです。
WAKO’S チェーンルブ ¥1,600(税抜)
チェーンルブリキッド POWER ¥1,300(税抜)
チェーンルブリキッド EXTREME ¥1,600(税抜)
小田原のケミカルメーカーで、モータースポーツ界では説明不要の知名度があるワコーズ。
自転車用のチェーンオイルでも定番中の定番、迷ったらワコーズといった位置づけです。
スプレー式チェーンルブがベストセラーですが、近年発売されたリキッドも高評価。
特にEXTREMEはその名の通り極限コンディションでも使えるという代物で、長時間の雨天走行も苦にならないほどの撥水性能があります。
ナスカルブ 超極圧潤滑剤 20ml ¥1,000(税抜) 70ml ¥2,100(税抜)
全てのチェーンオイルの中でも別格の潤滑性能を持つのが化研産業のナスカルブ。
使えば誰でもわかるくらいに駆動抵抗が減り、変速性能が向上します。
それでいて耐久性も悪くないので、当店の作業場でも活躍中。
20mlで1000円と量のわりに高価ですが、それだけの価値はあります。
GROVE青葉台
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