2019.Nov. 9
ホイールのベアリング交換をご依頼いただきました。
これから出場予定のレースに向けてベアリングの交換です。
ご依頼いただいたホイールは「Roval CL50」。人気のホイール。
ベアリングはプロ御用達、お忍びで使うプロもいるほどのCeramic Speed社の超一級品をお選びいただきました。
触ってすぐわかる滑らかな回転は思わず「お〜・・・」と声をあげるほど・・・
Ceramic Speedのベアリングはシールが外された状態で届き、自分で専用グリスを詰めます。グリスをさしてシールをすると当然ですがなにも入れていない状態よりすこし重たさを感じますがそれでもとてつもない滑らかさです。
ちなみにCeraic Speedの標準的な青グリスの場合はおよそ5000kmを目安に1度グリスアップが推奨となっております。
フロントは工具を使用し、シャフトと共にベアリングを取り外します。
もう片方のベアリングはシャフトと工具を使用して叩き出します。
あとはCeramic Speedベアリングを打ち込めば完了です。
フロントはもともとついていたベアリングにゴリゴリ感がありましたが、打ち替え後はまるで別物のようにスムーズになりました。
続いてリアの作業・・・
リアはフリーボディを取り外す必要があります。ROVALに取り付けられてるDT SWISSのフリーボディはそのまま手で引き抜くことができます。
今回はベアリング交換と共にスターラチェットの交換も行いました。18T（写真上）からさらに駆動効率の優れる36T（写真下）へとアップグレード。ホイールのかかりがよくなるので加速もしやすくなりますね！
ベアリング交換は基本的にはフロントと同様の作業ですが、ドライブ側は専用工具が必要となります。
このギザギザのパーツを専用工具で外さなければいけません。これがとんでもなく硬くしまっていて上腕二頭筋が張り裂けそうでした。（写真はパーツ交換後）
なんとか外せれば同様にベアリングを工具で外し、圧入を行って完了です。
明らかに違う回転と戦闘力溢れるラチェット音がたまりませんね・・・
より一層走りが楽しくなりこと間違いなしのアップグレードでした。
そのほかのメーカーのホイールのベアリング交換も行うことができますので、お気軽にご相談ください。
ちなみにCeramic Speed社は自転車の心臓部でもあるボトムブラケット（BB）や駆動効率をさらに高めるビッグプーリーキットもありますのでそちらも是非ご相談ください。
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