2019.Apr. 21
ホイールはフレームの次に乗り味を決めてくる重要なパーツではないかと感じます。それは、登りへ入った時・アタックをかけた時・前走者を追いかけた時とホイールの良さを走行して感じるポイントは自転車に乗ってしまえば嫌でもその性能を感じられてしまいます。
SPECIALIZEDが持つ自社の風洞実験施設で研究を重ねた結果このrovalホイールは生まれていている。
3Dプリンターで製作されたモックアップをいくつも作り、最適な形状を導き出している。自社に実験施設を持ちすぐに実験を行えるのは強みではないでしょうか。
そんなSPECIALIZEDの傘下である「ROVAL WHEEL」の当店からのおすすめホイールはまずはこちら。
DISCユーザーにもお勧めしたい「C38 DISC WHEEL」
やはり憧れるカーボンホイール。しかもリム深さ38mmの絶妙な深さ。コスミックだと40mmそこには2mmの差があります。あえてリム深さを38mmにしているところにもrovalの深さを感じるところ。50mmだと横風がきになりますが38mm意識は低くなるのは確か。
21mmのリム内幅で外幅は26.6mmワイドリム。TUBO COTTONの26mmを履きたくなる仕様。空気圧は6Barくらいがベスト。
重量もC38 DISCで1560gなので上りだって気になりません。むしろ平地でのメリットの方が大きいはず。しかもチューブレスにも対応。
ROADだけじゃないグラベルライドにも使いたいホイール。
C38 DISC ¥130.000(税抜)
重量を気にするならばこのホイール。
綿密な設計とラボでのテストによって作られたまさにSPECIALIZED史上最軽量クリンチャーホイールとなっている「CLX32」。
フロントのスポーク数は16本。右8本・左8本でしか組まれていない軽量ホイール。限界まで軽量に拘った答えがここからも感じます。
リム内幅は20.7mm外幅は28.1mmとC38 DISCホイールよりも外幅は広いところを見ると空力の関係でこの外幅になっているように感じる。リム幅が広がる事でタイヤに与える影響も大きくなり、ライダーにとってのメリットも増える
このCLX32は人気のCLX50やCL50,C38DISCなどに培った重量削減のテクニックを使い開発されたもの。このCLX32が生まれたいなかったらその他のモデルも開発されたいなかったとされています。
もちろん登りには適しているのは感じられると思いますが信号待ちからのスタートなど普段でもその軽さを感じるところは多い。
そしてハブに組み込まれているベアリングは最高のベアリングと称されている「CERAMIC BEARING」を採用。
CLX 32 ¥275.000(税抜)
そして人気の「CLX50」
CLX50を作る際はおおよそのリムハイトを決定し45mm~55mmの間で1mm刻みで解析を行い重量と剛性のバランスがマッチしたのがこの50㎜ハイト。リムハイトを高くすれば空力は上がるが重量が増す、リムハイトを下げれば空力性能が下がるが軽量となる、そのバランスがいいところが50mmとなった。そして断面構造を作る中でモックアップを作り風洞実験を繰り返し出来上がった。
カタログ参考値ではあるがこのリムハイトで1400gを切っているのが驚きの数値50mmハイトのリムとは思えない。
そしてハブに組み込まれているベアリングは最高のベアリングと称されている「CERAMIC BEARING」をこちらも採用。
50mmハイトでありながらブレーキもしっかり効くところも選ばれるポイントです。
CLX50 ¥295.000(税抜)