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シマノ FC-R9200-P 新ソフトウェア[ フォ―スベクトル ]実際に使ってみて

2022.Sep. 13

シマノが12速化を果たし、パワーメーター付きである、FC-R9200-Pも最近になり数量ですが、やっと入荷していました。個人的にも待ちに待っていた商品です。そんなパワーメーターであるFC-R9200-Pですが、今までのFC-R9100-Pと比べて精度や耐久性もより向上しているとの事。しかし今回のモデルで一番の魅力であるのが、新ファームウェアである「フォースベクトル」です。これによりペダリング情報をリアルタイムで確認する事が出来る様になりました。

そんな[ フォースベクトル ]を実際に使ってみたてどうだったのか。そんな気になるインプレをご紹介したいと思います。

 

[フォースベクトル]とは何なのか。[フォースベクトル]とは自分のペダリングをベクトルとして可視化出来る様になった事です。例えとしてよく上がるのが12時から3時のなるべく高い位置から踏み始め、5時から7時を通過する時は引きくような動きをしろと言われる事が多いです。この何時から何時、どの位置でどれぐらいの力がペダリング時に掛かっているのか。これがGarminなどのサイコン画面で見る事が出来る様になりました。と言っても言葉では中々分かりにくいかと思いますので、実際の画面でご説明したいと思います。

その画面が上の画像。因みに画像は自分が実際に走っている時の画面です。パワー、ケイデンス、効率、パワーバランスとあるかと思います。この画面で重要なのがこの円グラフの様な効率の項目。これがベクトルになります。青い線と赤い線があり、青い線が踏み込んでいる所、赤い線が引き足になっている個所です。強度的にはL3ぐらいの強度で登っている時。こうして見てみると自分のペダリングの特徴がハッキリと分かります。時計で言う所の12時頃から踏み始め、5時、6時頃からはベクトルが後ろ向きになっているので、基本的な事は出来ていると信じたいです。しかし、踏み込み始める12時のベクトルと力が引き足に切り替わり始める4時頃と比べた時、12時のベクトルの方が少し短いのが分かるかと思います。12時から踏めてはいますが、踏み込みがまだまだ甘い事がこのベクトルから分かります。

またこちらも同じく坂を登っている時の画像ですが、1枚目、2枚目と比べた時どちらもパワーバランスはある程度、左右均等には踏めているかと思います。しかしペダリング効率で見た時に左は良くても、右の数値的が低いです。またその差がかなりあります。そこで、この差はどこから来ているのでしょうか。6時、7時のベクトルに注目すると左はベクトルが後ろ方向に向いているのに対して、右はまだ下方向にベクトルが伸びているのが確認出来ます。引き足に切り替わり始めるタイミングで右足はまだ踏み込んでしまっている事が一つの理由だと感じました。これは今後改善していきたい所です。その他に様々な原因があるかと思いますが、実際にこうして見てみると自分で思っている以上にペダリングが難しい。

自分の中でバイクに乗る時、走る時のフォ―ムやペダリングは常に意識をして走っているつもりです。しかしこの[フォースベクトル]を見て、まだまだな事が分かりました。速くなる為にも左右のバランスは勿論、ペダリング効率の向上は必要不可欠。今現在のぺダリングの特徴を知り、そのために気を付ける事や改善する箇所を知ることが出来る、生まれ変わったシマノ 新ソフトウェア[ フォ―スベクトル ]。自分のレベルアップの為にもこのソフトを存分に生かして行きたいと思います。

そんな 新ソフトウェア[ フォ―スベクトル ]が搭載されたFC-R9200-P、FC-R8100-P、極僅かですが、入荷予定があります。気になる方はお早めにご相談下さい。

 

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