ROAD


第17回Mt.富士ヒルクライム参加してきました。

2021.Jun. 13

日本で一番標高の高い山である「富士山」の5合目まで自転車で走るイベント、通称富士ヒル。

今年で17回目の開催となるタイムトライアル型のヒルクライムレースですが、そのタイムから自分の実力が分かり、決められた時間を切る事により参加証とは別にリングが配布される事でも有名です。なので富士ヒルで何分切りと目標も設定しやすく、レースの結果から自分のヒルクライムの力がどれぐらいなのか腕試しを出来るイベントで例年は1万人に近い方が参加する大人気なイベントです。

今年はコロナの影響で募集人数こそは少なかったですが、感染症対策を万全の中で無事に開催されました。このレースを目標に頑張ってきた方や、このレースが毎年の楽しみにしている方と色んな方が開催するのを楽しみにしていたと思います。スタッフである僕自身も久しぶりのレースとあってとても楽しみにしていました。

毎年、日曜日がレース、土曜日が受付と分かれていますが、土曜日には色々なメーカーがブースを出展し最新のバイク、ローラー、ウェアなど沢山のパーツやバイクが見れるのもこの富士ヒルの魅力の一つでもあると思います。土曜日の天気は雲が多くはありましたが、晴れ間も見え気持ちのいい天気でした。こんな中レースが開催されればいいのにと思った方は僕だけではないと思います。

そんな事を思いながら迎えたレース当日、早朝こそは少し日差しも見え、最高の天気かなと思ったりもしましたが、残念ながらレースがスタートし始める頃には雨が降っていました。今まで参加した3回の内、2回は雨に降られたましたが、もはや雨の中でもレースが定番になりつつある富士ヒルです。ですがそんな雨の中であってもやはりレース前の緊張感やワクワクする感じはやはり堪らないです。

主催者選抜クラスを初めに間隔を開け、第1、第2グループとスタートしていきます。自分は第5グループだったので少し後のスタートでしたが、次々に選手がスタートしていくのを見ているといよいよ自分の番だなとモチベーションもすごく上がって来ていました。

そんな事を思いながら待っているとアナウンスが流れ、ついに自分のグループのスタートになります。

スタート地点からタイム計測がされるスタート位置までは少し距離があるのでゆっくりと進んでいきます。そして計測地点に差し掛かった瞬間から本格的にスタートしますが、その瞬間がいよいよ始まるぞとワクワク感が止まりませんでした。

スタート計測直後は勾配10%近い坂が続きますが、普段のトレーニングでは勾配10%の坂での練習か多かったのでここの箇所はいつもの感じで登る事が出来ました。そして料金所を過ぎた当たりから少し勾配も落ち着きペースも上がっていきます。この辺りからは集団での中でペースを維持しながら走る事が出来たので良かったです。普段のトレーニングで自分が出せるパワーやケイデンスなどを考えサイコンの表示を見ながらペースをコントロールして行きました。

1合目から4合目まではほとんど集団や誰かの後ろに付きながらローテーションを回して登る事が出来ました。普段のトレーニングではこういった走り方は中々出来ないので、普段出来ない様な走りが出来るのもレースでの楽しさであり、醍醐味だと思います。4合目少し手前からは少し集団から離れてしまい、少しの間1人で走るタイミングがありましたが、しばらくして10人程の集団が後ろから追い抜いて行きました。その瞬間、「 これに付いて行かなくちゃダメだ 」と自分の中で思い一気にペースが上がったのを覚えています。集団の中では、他の参加者の方が、「あと少し」「このレースの為に頑張ってきた」「みんなで行こう」など色んな掛け声の中走りました。やはりこのレースの為に頑張ってきた方が多いと思うので、そんな参加者の方と走るときつく、苦しく、休みたいと思っても、頑張ろうという気持ちが強くなり再度頑張る事が出来るのはレースでしか味わえない感覚だと思います。

富士スバルラインの中で唯一の平坦区間に入るとすぐにギアをアウターに入れより本気で踏み込みました。この平坦区間が最後のタイムを稼ぐ事が出来る箇所なので集団から単独で飛び出し走っていると、1人が追いつき「ナイスガッツ!、ローテーションしましょう」と声をかけてくれました。こういった声かけは苦しい中で走っているととても嬉しいです。その方と交代で平坦を走り、最後の最後の登りは本当に苦しかったですが、最後の力を振り絞って登り切る事が出来ました

結果は自己ベストに届かなかったは本当に悔しかったです。ですが久しぶりのレースとあって、緊張感もありましたが、それ以上に楽しさがあったのが本当に良かったです。ヒルクライムが好きで今まで富士ヒルだけではなく、乗鞍、赤城山、榛名山や他の有名なヒルクライムレースに参加して来ましたが、やはり富士ヒルの何分切りという目標は凄く明確にその実力が証明出来る様な大会なので、また来年も出たいと思いました。来年の開催まで約1年あるので、この悔しさをバネに1年間鍛え直して、一つ上のリングを取れる様に頑張っていこうと思います。

緊急事態宣言解除後の対応について

GROVE青葉台
住所 : 神奈川県横浜市青葉区さつきが丘4-9

TEL : 045-530-5580

FAX : 045-530-5581

営業時間 : 11:00∼20:00

定休日 : 木曜日(祝祭日は営業致します)

上記に加えて6月16日(水)もお休みとさせて頂きます。

GROVE青葉台FACEBOOK

GROVE青葉台instagram

Email : info@groveaobadai.com
Facebook