掟を破るAETHOS COMP

2022.Aug. 11

今までの掟を破る、日々のライドをより快適に、より楽しくそんなコンセプトで開発され、発表されたAETHOS。今あるディスクブレーキモデルの中で最軽量のモデルであるAETHOSにSRAM eTAPが搭載されたモデルをご紹介。

COMPモデルに搭載されているコンポーネントはRIVAL ETAP AXSです。無線による12速変速は確実なシフトチェンジを可能にしてくれるので、日々のライドでストレスのない走りを楽しむ事が出来ます。そのシフト感もアメリカブランドのコンポーネントだけあってしっかりしています。

そんなRIVALを搭載したAETHOS COMP。スタッフの僕自身もAETHOSに乗っているのでその魅力をご紹介したいと思います。

AETHOSの一番の売りとしては、やはり今あるディスクブレーキモデルの中でも軽量のフレームとして発売された事だと思います。この軽さは最初の漕ぎ出しでまず体感する事が出来ます。本当に軽く、踏み込んだ瞬間にスーと進む感じはとても気持ちのいい物です。

そしてその軽さは坂道、登りではとても大きなアドバンテージとなります。坂道が苦しいのは間違いないですが、そんな今まで苦しかった登りでもAETHOSならより楽に、何よりもそんな苦しい登りすらも楽しいと思わせてくれる。自分が登りを早くなった様な感覚を体感する事が出来ると思います。

そこまで軽いフレームだと剛性、強度の部分が少し不安要素になるとは思いますが、メーカーの調査ではTARMAC SL6よりも剛性が高い事が証明されています。ですが乗っていて硬いという感じなどは全くありません。むしろ柔らかいような、しなる感覚があるのにしっかりとパワーを伝えてくれる乗り味です。

そんな軽さと剛性を保っているAETHOSですが、フレームそのものはとても細身のシルエットをしています。フレームのパイプ自体は丸い形状をしており、その細身のフレーム形状が乗り心地の良さ、しなやかさを生み出していると乗っている僕自身強く思っています。

フレーム自体はPROグレードと同じ物になっているので、ここは大きポイントだと思います。付いているホイール、ハンドルなどその人の走り方に合わせて今後カスタマイズを楽しむと言う意味ではPROグレードと同じフレームを使い、無線12速変速を持つCOMPグレードはとてもオススメなグレードです。

AETHOSを乗っていて、その軽さはとても気に入っていますが、それ以上に乗り心地の良さが素晴らしくその部分にとても惚れこんでいます。コンセプト通りのより楽に、より快適に、より楽しく、ライドそのものを楽しむ事が出来る最高のバイクだと思います。勿論その軽さを生かしてレースなどに出てみるのも楽しいですし、ロングライドをする方、美味しい物を食べにライドに出かける方、そんな様々なシチュエーション、どんな走り方でもAETHOSなら確実に応えてくれるバイクになっていると思います。