2019.Jul. 29
走行スピードが上がってくると、やはりフルサスが必要になってくると感じる事はありませんか。フルサスは下っている時には跳ねることなく路面を追従してくれしっかりグリップしてくれます。フロントサスペンションタイプではカバーしきれないところをしっかりカバーしてくれるフルサス。
そんなフルサスペンションのお勧めのモデルSTUMPJUMPERです。
上位グレードは150mmストロークを有しますが、130mmの設定となります。
しかしながらアタックポジションで攻める下り基調のダウンヒルゲレンデにおいて、
完全に
まだまだスピードを上げられる感覚に浸ります。
改めてスペックを見比べて紐解くと、それが分かってきました。
ジオメトリーは従来モデルよりもホイールベースを伸ばし、BBドロップを3mm下げることで安定性を強化。
ヘッドアングルは前モデルが67度だったのに対して65.5度と寝かせながら、シートアングルを立てることで登坂性能や俊敏な反応性を追求。
トレイルバイクといえど一昔のダウンヒルバイク並みのヘッドアングルですし、27.5ホイール性能の走破性と相まった安定感で何の躊躇もなく下りゲレンデを攻める事ができました。
チェーンステー長はリアセンターの短さが突出して短かったスペシャライズドがやや長くし、下りの安定感だけでなく登りに於いても安定したトラクション
ということで、実は自分の身長からすれば推奨適正サイズはMサイズなのですが、
BMXをはじめMTBストリートライドでの経験より、コンパクト
もちろん、荷重抜重や基本BBに乗れている事や各セクションでの予
何より入門グレードのサスペンションですが、セッティングにちょ
それでは、フレームの細かい作りを見てゆきましょう。
フルモデルチェンジされた『STUMPJUMPER』は、独自の左右非対称デザインを採用し剛性を強化し、俊敏な反応性とともに俊敏な反応性とともにサスペンションにもアップデートを加え、より滑らかなライドフィールとなっています。
確かに安定した走りでガンガン攻めて走れましたし、股下で車体を自在に扱える非常に軽やかな好印象。
スウィングアームとトップチューブを繋ぐリアショックユニットの右側をカバーするようにチューブが配置されています。このチューブがトップチューブとシートチューブを斜めに繋ぐことでフロント三角が補強され、剛性を強化する役割を果たしています。この構造によりフレームの余計なたわみを抑えることで、リアサスペンションのより効率的な動作が可能となっています。結果、走行性能の面では前作と比較して20%もの効率化に成功しているのだそうです。
スペシャライズド独自のFSRサスペンション構造もより最適化され、リアバックはより効果的な動作を生み出すように設計されています。小さな衝撃はしなやかに吸収しつつ、中間域では踏ん張りを効かせ、さらにボトムアウトをサポートするなど、トレイルライド向けの性能へチューニングされています。
リアショックユニットはライダーの好みに応じて交換できるように一般的な規格を採用しました。その上でシートチューブを跨ぐようにリンクパーツへ接続される『FLIP CHIP』と名付けられるこの二股パーツは、チップの上下をひっくり返すことでフレームジオメトリーを変更でき、HighとLowの2種類のセッティングによりボトムブラケット高を6mm、ヘッドアングルを0.5度変えることができます。
27.5”の走破性とチューブレス化された軽量化されたホイール、下
改めて感じたことは、ダウンヒルゲレンデに於いてドロッパーポス
軽さは正義ですね。
上位グレードのバイクとなれば、もちろんトレイルバイクですから
またカーボンモデルに採用される『SWATダウンチューブストレージ』は容量を20%増やし、コンパクトにたためるウィンドブレーカー位なら入るようになりました。
背中に感じる重さをバイクに移行できるために重心も安定し、背負
正しく一日中、縦横無尽にトレイルを走り回れるオールマウンテン
『STUMPJUMPER』はスペシャライズドの中心に位置するバイクで、登りも下りも楽しめるトレイルバイクですが、ふじてんの様なフローなゲレンデでもその性能を存分に発揮します。
セッティング次第で様々なシュチュエーションに対応できるスタン
マウンテンバイクの入門モデルとしても最適です。
そんなこんなで、軽くそして進むその乗り味に魅了された一日となり、私も一台欲しくなってしまいました。
普段はトレイルライド、たまにはふじてんへ行ってゲレンデダウンヒルを楽しみたいなんて方には
最適な相棒となることでしょう。
詳しくは店頭でご相談ください。
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